24A1600029
美を追求した大作家・谷崎潤一郎の素顔と実像【対面講座】  

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講座概要

講座番号 24A1600029
期間 2024年5月23日 ~ 2024年5月30日
回数 2回
曜日
時間 15:30~17:00
定員 18名  ※先着順に受け付け、定員に達し次第締め切ります。
受講料 5,000円 4,500円
申込期間 2024年3月1日 ~ 2024年5月9日
※申込期間後も定員に余裕がある場合は、受け付けますのでお問い合わせください。
会場 KUポートスクエア
教材 ※講師の判断により、講義内でプリントを配布することがございます

※ 受講料には、教材費(一部の講座を除く)及び消費税が含まれます。
※ 受講者区分 一般の方:一般の方 神奈川大学生・卒業生等神奈川大学生・卒業生等
※ 受講者区分が 一般の方で、前年度、生涯学習・エクステンション講座の受講歴(一部講座除く)がある方は、受講料を5%割り引きます。

※ 開講日程や時間は、講師の緊急な都合などにより変更する場合があります。
※ 定員に満たない場合は、開講できないことがあります。

内容

講師は45年以上、編集者を続け、「三田文学」「新潮社」現在のアートデイズの仕事を通じて、小林秀雄、大岡昇平、井伏鱒二、遠藤周作などの大物作家と出会って仕事をしてきた。
今回は、大正・昭和の作家のなかで、ひとり「大谷崎」と呼ばれ、美的世界、特に女性美を追求し続けた谷崎潤一郎を取り上げる。テキストクリティックではなく、作家の周辺にいた編集者、作家仲間などの証言によって、その実像をとらえようという講座です。

講座日程

開講月日 内容
第1回 2024/05/23 変容する大作家・谷崎
日本人初のノーベル文学賞は、川端康成ではなく、谷崎潤一郎で内定していたが、その年に谷崎は急逝した。親しかったドナルド・キーン先生から直接聞いた。作品ごとに変わる文体、ストーリーの多様性など、世界に知られた谷崎の作家としての器量の大きさ、たぐいまれな才能を、親しかったキーン先生や中央公論の編集者で秘書でもあった伊吹和子さんなどの証言から解説する。
第2回 2024/05/30 似て非なる谷崎と川端
耽美的な作品で知られ、とりわけ日本の女性美を追求して並び称される谷崎と川端。ともに『源氏物語』を創作の糧にするなど、似ているといわれる二人だが、その美学は「陽」と「陰」、似て非なるものだった。

講師紹介

宮島 正洋

元新潮社編集者 現アートデイズ編集長
1974年、慶應義塾大学文学部フランス文学科卒業。大学在学中より遠藤周作編集長の『三田文学』で編集者となり、卒業後、新潮社に入社。雑誌編集部を経て、社長直属のメディア室に移り、音声・映像の新しい出版分野を開発。新潮社退社後、出版社㈱アートデイズを設立。代表取締役編集長となる。
作家、C・Wニコル著作権代理人。慶應義塾大学出版会顧問を務める。「編集者が語る素顔の作家たち」シリーズの講演を各地で行っている。著書「大人の話し方聞き方超入門」(枻出版)など。

※講師については都合により変更する場合があります

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