No.C24E07 | 〔対面講座〕『平家物語』を読み解く  【最少催行人数10名】

受付終了

講座概要

講座番号 C24E07
実施日 2024/10/01~12/03
曜日
時間 13:30~15:10
キャンパス 神田一ツ橋キャンパス
定員  -
受講料(在学生) 8,000 円
受講料(卒業生) 12,800 円
受講料(一般) 14,000 円

講座内容

※備考欄まで必ずご確認ください。

「なんとなく知っている」から「とっても好きな作品」へ

武家平氏の中でも、平正盛から始まる伊勢平氏の六代目、平維盛の嫡子・六代御前は文覚によって辛くもその命を守られたが…。巻第十二の最後「六代被斬」は「それよりしてこそ、平家の子孫はながくたえにけれ」で閉じられる。覚一本にはこの後に、物語全体の集約編とでも言うべき「灌頂巻」が置かれている。文治二年四月、大原に隠遁した建礼門院のもとへ後白河院の訪れがある。二人に交わされた話は、生きとし生けるものの六道輪廻の話であった。この灌頂の巻と合わせて、全十二巻を振り返り最後の講座としたい。

【受講環境】
対面講座
※本講座は、Webフォローサービス対象講座です。
対面講座を行いながら、同時にWeb上でも参加ができ、あわせて講座の撮影も行います。
基本的に、対面講座にご出席いただくことを前提としており、対面講座の復習や欠席時の補足としてご利用を想定したサービスです。
詳細は、ここをクリック

【最少催行人数】
10名
開講中止の際は、 原則開講の1週間前までにご連絡し、払込みいただいた受講料を返金いたします。

【申込締切日】
9/17(火)

【ご入金について】
受講受付メールから1週間以内、ただし、9/18(水)までにご入金ください。

【キャンセルについて】
入金後および9/17(火)を過ぎてのキャンセルはできません。

本学における感染予防対策について

用意するもの

『平家物語(四)』(岩波文庫) ISBN:9784003011348

※本講座では、テキストをご自身でご用意いただきます。
(テキストの本文だけでなく、注や前後の指定ページを確認をしながら進めていきますので、指定のテキストをお持ちください。)

備考

【受講生の声】
・物語の内容がふくらみ、その場に居合わせたように感じることができた。
能の題目になることも多いので、楽しむことができた。
・先生の講座は楽しく集中できるものでした。資料も楽しみでした。
関連作品から本作品を深堀いただけたことで平家物語へのより深い理解だけでなく他の作品への興味へと広がりました。
先生の現地に赴かれての体験談などはユーモラスで、お人柄もしのばれて一層親しみが湧きました。
実は軍記物は好きでなかったんです・・・でも多くの人物の群像のただ中にあるような錯覚も覚えるほど、
描写もスケールも大きくて夢中になってきました。
受講することが自分のこれからの人生の彩になればと期待しています。


【禁止事項】
・対面講座の撮影、録画、録音、また配布教材等の複製、他媒体で配布などは禁じます。
・配信映像の撮影(スクリーンショット等を含む)、録画、録音を含むまた配布教材等の複製、他媒体で配布など、
受講目的以外で利用することは禁じます。
・講座の視聴URL、パスワードを第三者と共有することを禁じます。
・映像/音声の著作権は共立女子学園に、資料は講師の菅野 扶美に帰属します。
許可なき転載複写並びに二次的利用は禁止いたします。

【Webフォローサービス注意事項】
・通信にかかる費用はご受講される方の負担となります。
・ご受講される方の通信トラブルによるご返金は承っておりません。
・PCやスマートフォン等の操作、環境設定等に関するサポートは承っておりません。
・お使いのインターネット環境やデバイスによっては、一時的に動作が遅くなる、停止といった現象が起こる可能性があります。

講座スケジュール

実施日 開催時間 講座詳細
1 2024/10/01(火) 13:30~15:10 巻十二 泊瀬六代
2 2024/10/08(火) 13:30~15:10 六代被斬
3 2024/10/22(火) 13:30~15:10 その後の平家、源氏の動き
4 2024/10/29(火) 13:30~15:10 灌頂巻 女院出家 大原入
5 2024/11/12(火) 13:30~15:10 大原御幸
6 2024/11/19(火) 13:30~15:10 六道之沙汰
7 2024/11/26(火) 13:30~15:10 女院死去
8 2024/12/03(火) 13:30~15:10 平家物語と覚一本について

講師紹介

菅野 扶美 (すがの ふみ)
共立女子短期大学名誉教授
専攻は中世文学・芸能・宗教・特に『梁塵秘抄』研究。社会人対象の講座では、もっぱら『平家物語』を読んでいます。


受付終了