講座番号 | 0601016 |
期間 | 2024年5月13日 ~ 2024年6月24日 |
回数 | 5回 |
曜日 | 月 |
時間 | 10:00~11:30 |
定員 | 40 名 |
一般料金 | 12,500円 |
会場 | 三鷹サテライト教室 |
例えば「逆縁」(ぎゃくえん)という仏教語があります。現在では、子どもより親が先に亡くなり、子どもが親の葬儀を執り行うことが年齢的に多いのですが、それとは逆に子供が親より先に亡くなり、親が子供の葬儀を出すことを「逆縁」と言います。しかし、中世ではそうした意味ではなく、悪事がきっかけとなって仏道に帰依(きえ)することを意味します。
そうした中世と現代とで異なる言葉を、皆さんと考える講座です。
ちなみに「自由」は中世では「勝手気まま」、「支配」は中世では「分配」のことです。
豆知識を増やしましょう。
日程 | 内容 | |
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第1回 | 2024/05/13 | 逆縁(ぎゃくえん) |
第2回 | 2024/05/27 | 魔人(まじん) |
第3回 | 2024/06/10 | 勝地(しょうち) |
第4回 | 2024/06/17 | 山・寺(やま・てら) |
第5回 | 2024/06/24 | 法親王(ほっしんのう) |
生駒 哲郎
(いこま てつろう)
本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所史料情報管理チーム
専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。
山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。
主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。