講座番号 | 0650010 |
期間 | 2024年4月3日 ~ 2024年7月2日 |
回数 | 3回 |
曜日 | |
時間 | 4.5時間(30分×9回) |
定員 | - |
一般料金 | 5,400円 |
会場 | Web視聴 |
藤原道綱母『蜻蛉日記』上巻の冒頭から少しの部分を読みます。序文から、日記文学作品の特性を読み取り、道綱母の書く目的を探ります。その「目的」を念頭に置きつつ、初めの数シーンを考察していこうと思います。古典文学作品読解の入門編として、臨んでいただけたらと思います。
1. 日記文学という作品と、序文の読解
2. 藤原兼家との結婚
3. 藤原道綱誕生
※講座のお申込み、映像/音声の視聴は、日本国内に住所を有する方に限らせていただきます。
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深澤 瞳
(ふかさわ ひとみ)
本学非常勤講師
大妻女子大学大学院を経て、現在は本学、大妻女子大学他で兼任講師。
・「『狭衣物語』の土忌ー飛鳥井の君失踪譚の背景としてー」(倉田実編『王朝人の婚姻と信仰』森話社、2010年)
・「『蜻蛉日記』の火災記事と火災占」(小嶋菜温子編『王朝びとの生活誌』森話社、2013年3月)
・「京都大学人文科学研究所所蔵『天地瑞祥志』第十六翻刻・校注 ――「月令」(二)」(『武蔵野大学日本文学研究所紀要』7号、2019年2月)
・「平安時代における後産と医術/呪術」(『前近代東アジアの〈術数文化〉』(勉誠出版、2020年3月)
・「治病の言説と信仰と呪術」(水口幹記編『東アジア的世界分析の方法 〈術数文化〉の可能性』文学通信、2024年2月)
など。