トップページ>>講座詳細
A25005 「ニイガタ」と「アメリカ」の埋もれた文脈 ~1964年新潟地震の記録と記憶~
講座概要
開講日 | 2025年6月28日 ~ 2025年6月28日(土曜日) |
---|---|
回数 | 全1回 |
開講時間 | 10:30~12:00 |
定員 | 10名 |
受講料 | 1,700円(一般) 1,000円(在学生) 1,400円(父母・卒業生) |
教材費等 | 教材費は、受講料に含まれています。 |
会場 | 新潟中央キャンパス |
申込締切日 | 2025年6月13日 申込締切日後に受講を希望される方、キャンセル待ちを希望される方はお問い合わせください。 |
内容
1964(昭和39)年6月16日に下越地方沖で発生した巨大地震は、新潟市を中心に広範囲な被害をもたらし、のちに「新潟地震」と命名されました。昨年(2024年)は、この「新潟地震」発生から60年の節目の年でしたが、皆さんのなかには実際に震災を経験された方もいらっしゃることでしょう。この震災の記録や記憶は、数多くのかたちで現在まで継承されてきました。
しかし、この「新潟地震」の記録や記憶やその語り方を精査すると、興味深くも、巧妙に隠されている要素が現れます。それは「アメリカ」です――実は震災現場には、比較的早い段階から、在日アメリカ軍が陸海空で展開していたのです。彼らの活動は、日本では完全に忘れ去られていますが、アメリカに記録が保存されています。その史料を読み解くとき、「新潟地震」とは、日本でもアメリカでも、その破壊の様子が太平洋戦争のそれと比類され続けていたことに気付かされるのです。
この講座は、戦争と災害をつなぐ埋もれた文脈を浮かびあがらせながら、「新潟地震」の知られざる側面を考えていきます。
講座日程
回 | 開講日 | 内容 |
---|---|---|
第1回 | 2025年6月28日(土) | 1964年の「新潟地震」の現場で救援活動をしていた在日アメリカ軍について、アメリカ国立公文書に所蔵されている無声映像を用いて紹介します。そこには被災地となった新潟市内の様子も克明に記録されていました。彼らの活動は、日本国内の「新潟地震」の記録や記憶から、ほとんど姿を消してしまっていますが、それはなぜなのか?についても同時代の史料から考えていきます。 |
講師紹介
鈴木 俊弘
新潟国際情報大学 国際学部 准教授
1972年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科後期博士課程修了。19世紀後半から20世紀のアメリカ合衆国における移民問題と人種意識の形成方法について専門的に研究をしている。同時代の社会や文化事象にも興味津々で、映画やアニメーションについても講義を行う。2023年度より本学に着任。横浜生まれ神奈川育ちの関東人間のため、北に海・南に山がある新潟ではよく道に迷う