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H25001 【特別講座】新潟水俣病公表60年 水俣病問題の解決の展望を語る
講座概要
開講日 | 2025年6月7日 ~ 2025年6月28日(土曜日) |
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回数 | 全2回 |
開講時間 | 13:00~14:30(第1回)13:00~15:00(第2回) |
定員 | 40名 |
受講料 | 2,000円(一般) 1,000円(在学生) 1,600円(父母・卒業生) |
教材費等 | 教材費は、受講料に含まれています。 |
会場 | 新潟中央キャンパス |
申込締切日 | 2025年5月23日 申込締切日後に受講を希望される方、キャンセル待ちを希望される方はお問い合わせください。 |
内容
今年、2025年は新潟水俣病が公式発表されて60年になります。
水俣病問題の軸となる被害者救済は熊本の第1の水俣病、そして第2の水俣病である新潟水俣病でも半世紀を経ても未解決です。救済を目的とする公害健康被害補償法(公健法)から切り捨てられた被害者は、最後の手段として裁判に訴えています。
近畿、熊本、新潟、東京の4地裁の裁判は2023年、2024年に近畿、熊本、新潟で判決が出され、総勢179人が水俣病被害者と認定されました。この判決で現行の水俣病被害者救済制度では救済されない被害者の存在が明らかになりました。新潟でも原告被告双方が控訴し、高裁と地裁の2つの裁判が続いています。原告の平均年齢は75歳を超え、すでに33人の原告患者が亡くなっており、「生きているうちの解決」が切実な願いとなっています。
この2回の講座で、新潟水俣病の基礎から裁判の現状と展望、新潟水俣病被害者の「痛みと苦しみ」をご理解いただけると思います。
開講時間:第1回13:00~14:30 第2回13:00~15:00
講座日程
回 | 開講日 | 内容 |
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第1回 | 2025年6月7日(土) | 「基礎から分かる水俣病問題」 |
第2回 | 2025年6月28日(土) | 1部「ノーモア・ミナマタ第2次訴訟の現状と展望」 2部「水俣病被害者の痛みと苦しみ」 |
講師紹介
星 俊和
新潟水俣病阿賀野患者会及びノーモア・ミナマタ第2次訴訟原告団事務局次長
1960年新潟市生まれ。新潟大学法文学部卒業後、新潟民医連(新潟県民主医療機関連合会)に入職。新潟民医連の水俣環境問題委員会で2019年より事務局長、2024年からは委員長として水俣病問題に関わる。また、新潟水俣病共闘会議では2019年から常任幹事を務める。2025年3月新潟民医連を退職、4月に新潟水俣病阿賀野患者会及び原告団事務局次長就任。味岡 申宰
弁護士
新潟大学卒、新潟県弁護士会会長、新潟大学大学院実務法学研究科教授。論文に、「新潟水俣病の発生と紛争解決過程における訴訟・交渉・合意の意義と機能(法政理論45(2)新潟大学法学会2012-12)」、「先物取引被害研究」。事件に、豊田商事事件、先物・証券・クレサラ事件、新潟中央銀行事件、市民オンブズマン、新潟水俣病第二次訴訟、ノーモア・ミナマタ訴訟、同第2次訴訟など。皆川 榮一
新潟水俣病阿賀野患者会副会長及びノーモア・ミナマタ第2次訴訟原告団団長
1943年旧下条村生まれ(現・阿賀町釣浜)。中学卒業後、建築大工見習を経て、20歳でひとり立ち。父の死後、阿賀野川漁業組合の権利を引き継ぐ。現役の阿賀野川の漁師(主にアユ、モクズガニ)。2013年12月提訴のノーモア・ミナマタ第2次訴訟原告団団長就任で現在に至る。2024年4月の新潟地裁の判決で新潟水俣病患者として認定、原告被告双方の控訴で東京高裁での審理が続く。酢山 省三
新潟水俣病阿賀野患者会及びノーモア・ミナマタ第2次訴訟原稿弾事務局長
1947年静岡県浜松市生まれ。新潟大学人文学部経済学科卒業後、新潟勤労者医療協会に入職、40年間医療業務に従事。2007年6月結成時より阿賀野患者会事務局長、2009年6月提訴のノーモア・ミナマタ第1次、2013年12月提訴のノーモア・ミナマタ第2次訴訟原告団事務局長就任で現在に至る。