ハンナ・アーレントとフランス

受付終了

講座概要

講座番号 24B03
講師 有田 英也
日程 2024/10/04~2024/12/06 (全5回)
曜日
時間 18:30~19:50
定員 25 名
受講料 10,000 円
申込締切日 2024/09/24
会場 成城大学キャンパス

講座内容

アーレントはドイツ生まれのユダヤ系政治哲学者で、主著『全体主義の起源』『人間の条件』で知られる。その思考は時事的な主題、亡命者の立場、ユダヤ人の境遇によってどのような軌跡を描くのだろうか。本講義では、定評のある矢野久美子の概説書『ハンナ・アーレント』(中公新書)を教科書として、フランスに関わるエッセイ風の文章に注目しながら、「難民」「革命」「ユダヤ」「帝国主義」を切り口にお話ししたい。


講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2024/10/04(金) 難民アーレントから見たフランス 有田 英也
2 2024/10/18(金) アメリカ独立革命とフランス革命 有田 英也
3 2024/11/08(金) ドレフュス事件とベルナール・ラザール 有田 英也
4 2024/11/22(金) 全体主義の本性を理解する 有田 英也
5 2024/12/06(金) われらはいかなる世界に生きているのか 有田 英也

講師紹介

有田 英也 (アリタ ヒデヤ)
⽂芸学部教授
専攻:フランス近現代文学
ソルボンヌで学び、家族と暮らしたアルザスでドーデ―『月曜物語』の背景を知る。訳書にカミュの伝記やモディアノの小説。植民地とユダヤ人問題をきっかけに国民意識について考え、『ふたつのナショナリズム』(みすず書房)を発表。フランス小説の新刊を読むのが趣味。

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