澤柳政太郎と初期成城小学校~「研究すること」とはどういうことだろうか?

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講座概要

講座番号 24B11
講師 谷脇 由季子
日程 2024/10/05~2024/12/07 (全6回)
曜日
時間 10:40~12:00
定員 25 名
受講料 12,000 円
申込締切日 2024/09/25
会場 成城大学キャンパス

講座内容

1917(大正6)年、日本の小学校教育改革のために、澤柳政太郎は、全国から若い意欲的な教師たちを集め、牛込原町に成城小学校を創設しました。澤柳は、教師たちに「教育を研究するということ」の意味とその方法を常に考えさせました。一体それは何だったのか。なぜ彼は、教師たちにそれを求めたのか。本講義は、澤柳にとっての「研究すること」の意味について、実際の文章を読みながら受講生の皆さんと一緒に考えていきます。

講義の進め方:講義とディスカッションを中心に行います。

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2024/10/05(土) 成城のルーツは牛込から―なぜ澤柳は教育研究を私立小学校で行うことを決めたのか― 谷脇 由季子
2 2024/10/12(土) 澤柳校長と牛込時代の教員たち―「教へつゝ学ぶ」の意味― 谷脇 由季子
3 2024/10/19(土) 澤柳政太郎の大学論―京大澤柳事件の背景― 谷脇 由季子
4 2024/11/16(土) 東北帝国大学への女子入学―どの分野にも「寅(トラ)ちゃん」はいた― 谷脇 由季子
5 2024/11/30(土) 「研究するということ」―「問題をつかまえる」とはどういうことか― 谷脇 由季子
6 2024/12/07(土) 澤柳にとって「成城小学校」とか何かー『現代教育の警鐘』を読むー 谷脇 由季子

講師紹介

谷脇 由季子 (タニワキ ユキコ)
専門分野は日本教育史および大学史。とくに、成城学園および澤柳政太郎について研究を続けている。成城大学では、教育原論Ⅰ・Ⅱを担当。また自校史教育講座である「成城学園を知る」の講師の一人として講義も行う。成城学園中学校高等学校出身。

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