受付終了
講座概要
- 開催日(回数)
- 2024/05/16~05/30 (全4回)
- 曜日
- 木
- 時間
- 12:50~14:20・14:30~16:00
- キャンパス
- 金沢八景キャンパス
- 定員
- 30 名
- 講師
- 庄司 達也
- 受講対象
- 一般・高校生
- 受講料※
-
8,000 円 (一般)
7,200 円 (卒業生)
8,000 円 (高校生)
- (中学生)
- (小学生)
- (市大生) - 申込開始日
- 2024/03/18
- レベル
- -
※卒業生の方はこちらをご参照ください。
※受講対象者の受講料が適用されます。ご自身でご確認ください。
講座内容
近代の多くの作家たちが作品創造のためばかりでなく、芸術を愛でるという意味合いにおいて、西洋を追体験するという目的をもって、西洋音楽と交わりました。
本講義では、夏目漱石が英国留学中に聞いたアデリーナ・パッティやクララ・バット、芥川龍之介がヴェルディ生誕100年祭で聴いたアドルフ・サルコリや中島兼子(柳兼子)、コンサートに行ったミシェル・ピアストロなどの楽曲のSPレコードを、講師が所有する当時に製造された蓄音機で演奏し、文学者たちの西洋音楽体験に迫ります。
※1日2回の講義です。
※講座形式:座学
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 2024/05/16(木) | 「夏目漱石と西洋音楽」をテーマに、演奏会などによる漱石の音楽体験を紹介します。また、作品に登場する音楽のある風景などの意味を受講生の皆さんと一緒に読み解きます。 | 庄司 達也 |
2 | 2024/05/16(木) | 第1回での学びをたよりに、漱石が聴いただろう音楽家の奏でる楽曲を、当時に近い録音で追体験しましょう。 | 庄司 達也 |
3 | 2024/05/30(木) | 「芥川龍之介と西洋音楽」をテーマに、書簡やエッセイなどから芥川の音楽体験を紹介します。また、西洋音楽が登場する幾篇かの作品について、「音楽」を窓にして皆さんと共に読み解きます。 | 庄司 達也 |
4 | 2024/05/30(木) | 第3回での学びをたよりに、芥川が聴いた音楽家の奏でる楽曲を、当時に近い録音で追体験しましょう。 | 庄司 達也 |
予備日
6月6日(木)
アクセス
〒236-0027 横浜市金沢区瀬戸22-2
●京浜急行線・シーサイドライン「金沢八景駅」下車徒歩5分
主な駅から京浜急行「金沢八景駅」までの所要時間
・「横浜駅」から京浜急行快特・特急で約20分
・「品川駅」から京浜急行快特・特急で約40分
https://www.yokohama-cu.ac.jp/access/hakkei_campusmap.html
講師紹介
- 庄司 達也 横浜市立大学国際教養学部教授
- 1961年東京生まれ。芥川龍之介の〈人〉と〈文学〉を主たる研究テーマとするが、出版メディアと作家、読者の関係などにも関心を強くしている。近年は、近代の作家たちが聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するレコード・コンサートなども企画している。編著書に『芥川龍之介ハンドブック』(鼎書房)、『日本文学コレクション 芥川龍之介』(共編著、翰林書房)、『芥川龍之介全作品事典』(共編著、勉誠出版)、ほか。
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