講座概要
- 開催日(回数)
- 2025/11/12~12/10 (全4回)
- 曜日
- 水
- 時間
- 13:00~15:00
- キャンパス
- みなとみらいサテライトキャンパス
- 定員
- 30 名
- 講師
- 山根 徹也・永岑 三千輝・川喜田 敦子・速水 淑子
- 受講対象
- 一般・高校生
- 受講料※
-
10,400 円 (一般)
9,360 円 (卒業生)
10,400 円 (高校生)
- (中学生)
- (小学生)
- (市大生) - 申込開始日
- 2025/08/18
- レベル
※卒業生の方はこちらをご参照ください。
※受講対象者の受講料が適用されます。ご自身でご確認ください。
講座内容
ドイツにおけるナチ党の独裁体制は、侵略戦争を起こして占領地で数多くの非人道的行為を行うほか、自国の内外においてさまざまなかたちで重大な人権侵害を引き起こしました。その中には、ホロコーストと呼ばれるユダヤ人の大量虐殺も含まれます。そのようなナチズムの歴史を知り、その原因を探りつつ、また、ナチズムという過去に対して、現代のドイツで政治と文化がどのように向き合おうとしているのかを知る機会を提供します。
講座スケジュール
回 | 日程 | 内容 | 講師 |
---|---|---|---|
1 | 2025/11/12(水) | ナチス体制の歴史を、その犯罪行為に重点を置いて概観します。 | 山根 徹也 |
2 | 2025/11/19(水) | ナチスによるホロコーストに焦点を当てて、その原因と経過を検討します。 | 永岑 三千輝 |
3 | 2025/12/03(水) | 戦後のドイツの政治の、ナチズムの過去との取組みを検討します。 | 川喜田 敦子 |
4 | 2025/12/10(水) | 戦後ドイツ文学における、ナチズムの過去の問題へのまなざしを検討します。 | 速水 淑子 |
予備日
12月17日(水)
アクセス
〒220-8107 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2-1
横浜ランドマークタワー7階
桜木町駅(JR・市営地下鉄)から動く歩道で徒歩5分
みなとみらい駅(みなとみらい線)から徒歩3分。
<バスでお越しの方>
横浜駅東口より、141系統「美術の広場前」バス停前下車
(みなとみらいサテライトキャンパス)
企画監修
山根 徹也(横浜市立大学国際教養学部教授)
講師紹介
- 山根 徹也 横浜市立大学国際教養学部教授
- 専門はドイツ近現代史。東京大学大学院総合文化研究科博士課程、修了。博士(学術)。著書・訳書:『パンと民衆―19世紀プロイセンにおけるモラル・エコノミー 』(山川出版社、2003、単著)、ヴァンゼー会議記念会館ー資料を見て考えるホロコーストの歴史: ヴァンゼー会議とナチス・ドイツのユダヤ人絶滅政策 (横浜市立大学新叢書 8) 』(春風社、2015、共訳)など。
- 永岑 三千輝 横浜市立大学名誉教授
- 現代ドイツ社会経済史/東京大学大学院経済学研究科博士課程、単位取得満期退学。博士(経済学)。著書(単著):『ドイツ第三帝国のソ連占領政策と民衆 1941-1942』(1995年学位論文)同文舘、1994,『独ソ戦とホロコースト』日本経済評論社、2001,『ホロコーストの力学――独ソ戦・世界大戦・総力戦の弁証法』青木書店、2003,『アウシュヴィッツへの道――ホロコーストはなぜ、いつから、どこで、どのように』(横浜市立大学新叢書13)、春風社、2022.
- 川喜田 敦子 東京大学大学院総合文化研究科教授
- 専門はドイツ現代史。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。著書『ドイツの歴史教育』、『東欧からのドイツ人の「追放」』、カーショー『ヒトラー(上)1889-1936 傲慢』(翻訳)など。
- 速水 淑子 東京大学大学院総合文化研究科准教授
- 政治思想史・ドイツ近現代文学/慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻修了。博士(法学)。主要著書:(共著)土屋和代他編『インターセクショナリティ:現代社会を織りなす力学』東京大学出版会、2024, (共著)Alexander Honold, et. al. (Hg.) Thomas Mann, «Der Tod in Venedig» und die Grenzgänge des Erzählens, Schwabe Verlag, 2023; (単著)『トーマス・マンの政治思想 : 失われた市民を求めて』創文社、 2015,(共訳)ユルゲン・ハーバーマス著『ヨーロッパ憲法論』法政大学出版局、2019
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