古代の旅と道~史料と現地調査から古代の旅の実像に迫る

受付終了

講座概要

講座番号 24B09
講師 河野 保博
日程 2024/10/01~2024/11/19 (全6回)
曜日
時間 18:30~19:50
定員 25 名
受講料 12,000 円
申込締切日 2024/09/22
会場 成城大学キャンパス

講座内容

人はなぜ旅をするのでしょうか。何かを求めて旅に出る人、または行きたくなくても旅に出ざるを得ない人もいたでしょう。旅に出る理由はさまざまですが、それにより社会は動き、新たな文化も形成されます。この講座では、古代の交通や社会を考えるために、移動する人々や彼らの歩いた道、または旅を支える仕組みや旅人と対峙する地域について検討し、史料の検討と現地調査の成果から古代の旅の具体的な姿を探ってみたいと思います。

講義の進め方:講義形式


講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2024/10/01(火) 旅する僧侶の姿-円仁の求法巡礼と旅 河野 保博
2 2024/10/08(火) 入唐日本僧の歩いた道とその復原 河野 保博
3 2024/10/22(火) 旅と記録-「日記」のはじまり 河野 保博
4 2024/10/29(火) 古代の交通と祭祀 河野 保博
5 2024/11/12(火) 遣唐使の旅と祈り 河野 保博
6 2024/11/19(火) 旅人と対峙する地域社会 河野 保博

講師紹介

河野 保博 (カワノ ヤスヒロ)
成城大学非常勤講師
専攻:日本古代史、東アジア交流・交通史
会津若松市生まれ。京都芸術大学大学院准教授。古代日本を中心として交流・交通の実態解明を目指し、具体的な人・モノ・情報の移動をテーマとして研究を進めている。最近は古代の馬を調査して日本中を巡っている。著書に『入唐僧の求法巡礼と唐代交通』(共著)、『古代日本対外交流史事典』(共著)など。

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