日本の動物政策
講座概要
講座番号 | 25A07 |
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講師 | 打越 綾子 |
日程 | 2025/06/21~2025/07/05 (全6回) |
曜日 | 土 |
時間 | 10:40~14:20 |
定員 | 50 名 |
受講料 | 12,000 円 |
申込締切日 | 2025/06/11 |
会場 | 成城大学キャンパス |
講座内容
動物愛護管理法が成立してから四半世紀が経ちました。ペットは家族の一員であり、動物愛護の気風は全国に溢れています。とはいえ、人と動物との関係を考えるには、多様な位置づけの動物について考える必要があります。関わる分野も、自然環境政策、観光政策、医療政策、農業政策、食糧政策…と様々です。本講座では、動物をめぐる課題や法制度を学びながら、動物への配慮と人間への配慮を同等に踏まえることの大切さを考えます。
講義の進め方:講義形式
講座スケジュール
回 | 実施日 | 講座内容 | 担当講師 |
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1 | 2025/06/21(土) | 日本人の「仕切られた動物観」と動物の致死処置をめぐる課題 | 打越 綾子 |
2 | 2025/06/21(土) | 愛玩動物・家庭動物をめぐる社会問題と法制度、行政組織の構造・人事、官民連携 | 打越 綾子 |
3 | 2025/06/28(土) | 野生動物に関わる法制度、絶滅危惧種や被害対策の現場での課題 | 打越 綾子 |
4 | 2025/06/28(土) | 動物園をめぐる法制度、環境保全や動物福祉向上のための現場の努力 | 打越 綾子 |
5 | 2025/07/05(土) | 動物実験の全体像、法制度、動物福祉に向けた具体的な取り組み | 打越 綾子 |
6 | 2025/07/05(土) | 畜産動物の飼育環境、家畜伝染病対策とと畜場での食肉検査、貿易も含めた産業構造 | 打越 綾子 |
テキスト
書籍名 『新版 日本の動物政策』
著者名 打越 綾子
出版社名 ナカニシヤ出版
金額(税込) 3,850円
講師紹介
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打越 綾子 (ウチコシ アヤコ)
- 法学部教授
- 専攻:行政学・地方自治論
自治体の政治行政や地域の多様な関係者の協働や合意形成の研究が専門。また、愛玩動物、野生動物、実験動物など多様な動物政策の研究も。単著に『地方自治体における企画と調整』『日本の動物政策』など。環境省や自治体で動物・環境政策に関わる審議会委員など歴任。長野県軽井沢町在住。