万博レガシーにもとづく新事業創造と地域価値の向上: FW ならびに 素人発想・玄人実行をふまえた評価と提案
講座概要
| 講座番号 | 25B01 |
|---|---|
| 講師 | 境 新一 |
| 日程 | 2025/10/16～2025/12/11 （全6回） |
| 曜日 | 木 |
| 時間 | 18:30～19:50 |
| 定員 | 25 名 |
| 受講料 | 12,000 円 |
| 申込締切日 | 2025/10/06 |
| 会場 | 成城大学キャンパス |
講座内容
約半世紀の間に大阪で2度開催された万国博覧会にはビジョン、環境、テクノロジーに違いはあるものの、産学研究、未来社会への示唆、提案が数多く確認されます。当講座では、新旧万博の遺産(レガシー)をふまえ、先端テクノロジーを用いた新事業創造を通して、未来志向の生活、まち・地域創造を検討します。その際、対象へのフィールドワーク(FW)と素人発想・玄人実行の視点にもとづく金出武雄ら諸思想からアイデアを発想し、具体的に地域存在の評価、地域価値向上の提案を試みます。
講座の進め方:
対面形式。基礎知識の解説、ディスカッション重視、議論促進のため事前課題や個人の経験知をお尋ねすることがあります。また、ZOOMで講座収録/バックアップを行い、受講者の欠席時にも柔軟に対応します。
講座スケジュール
| 回 | 実施日 | 講座内容 | 担当講師 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2025/10/16(木) | 自己紹介、職業能力の再開発、コロナ禍後社会の動向と価値、人口減少社会における地域創生の要件、地域存在、地域資源の再評価、新旧万博の意義 | 境 新一 |
| 2 | 2025/10/23(木) | 2つの万博におけるビジョン、テクノロジー、地域価値の比較評価、遺産(レガシー)から得られる知見 | 境 新一 |
| 3 | 2025/11/13(木) | 金出武雄「素人発想、玄人実行/実装」、実現困難な解決策の再検討と実現への展開 | 境 新一 |
| 4 | 2025/11/20(木) | 吉野彰「backcasting」、畑村洋太郎「失敗学」の意義と可能性 | 境 新一 |
| 5 | 2025/12/04(木) | ブレインマップによる発想法、課題と解決策の照応、アイデアの実現を阻む要因と解決法 | 境 新一 |
| 6 | 2025/12/11(木) | 万博レガシーから地域活性化の伴走支援、地域価値の向上と新事業創造の提案 | 境 新一 |
テキスト
書籍名 新事業創造のための発想法
著者名 境 新一・谷 真哉・榎本 正
出版社名 文眞堂
金額(税込) 2700[税別]
講師紹介
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境 新一 （サカイ シンイチ）
- 経済学部教授
- 専攻:経営学(経営管理論・事業創造論・アート・プロデュース&マネジメント論)、法学(会社法)
慶大卒、筑波大院、横浜国大院修了、博士(学術)。長銀、東京家政学院大学を経て成城大学教授。桐朋学園大、筑波大院ほか兼任講師(歴任含む)。主著に『現代企業論』(文眞堂)、『アート・プロデュースの技法』(論創社)、『アグリ・アート』(中央経済社)。2008年より「成城学びの森」講師。