映画で読み解くアイルランドと英国の歴史的関係 (ご注意: 参考上映はございません )
講座概要
講座番号 | 25B05 |
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講師 | 岩見 寿子 |
日程 | 2025/10/22~2025/12/17 (全5回) |
曜日 | 水 |
時間 | 18:30~19:50 |
定員 | 40 名 |
受講料 | 10,000 円 |
申込締切日 | 2025/10/12 |
会場 | 成城大学キャンパス |
講座内容
アイルランドは英国の最初の植民地でした。12世紀以来、隣国の支配を受けてきましたが、20世紀はじめの独立戦争と内戦を経て自治権を得ます。しかし、その過程で南北に分かれ、第二次世界大戦後、南は共和国となりますが、北アイルランドは現在も英国領となっています。約800年にわたるアイルランドと英国の複雑な歴史的関係、それが及ぼす文化や社会的影響について、映画作品を通して読み解いていきます。
※講義形式で進めます。受講者は事前にテキストとなる映画を鑑賞しておくことをお勧めします。
*参考上映はございません*
講座スケジュール
回 | 実施日 | 講座内容 | 担当講師 |
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1 | 2025/10/22(水) | 18世紀における英国とアイルランド (テキストとなる映画 『バリー・リンドン』 ) | 岩見 寿子 |
2 | 2025/11/05(水) | 英国からの独立の歩み ( 『麦の穂をゆらす風』) | 岩見 寿子 |
3 | 2025/11/19(水) | 音楽と階級(『ザ・コミットメンツ』) | 岩見 寿子 |
4 | 2025/12/03(水) | 北アイルランド紛争と家族 (『父の祈りを』) | 岩見 寿子 |
5 | 2025/12/17(水) | 植民地主義とジェンダー (『クライング・ゲーム』) | 岩見 寿子 |
参考書
書籍名 『映画で語るアイルランド』著者名 岩見寿子・宮地裕美子・前村敦
出版社名 論創社 金額3,300円(税込み)
講師紹介
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岩見 寿子 (イワミ ヒサコ)
- 成城大学非常勤講師
- 専攻:アイルランド近現代史、映画研究
日本アイルランド協会理事。主な著書:『映画で語るアイルランド』(共著 論創社 2018年)、『図説アイルランド』(共著 河出書房新社 1999年)。主な翻訳:ウィリアム・トレヴァー著『フールズ・オブ・フォーチュン』(論創社 1992年)など。