フリッツ・ラングの衝撃 ~ベルリンからハリウッドへの映画亡命者~

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講座概要

講座番号 25B04
講師 谷内田 浩正
日程 2025/10/04~2025/12/20 (全6回)
曜日
時間 13:00~14:20
定員 50 名
受講料 12,000 円
申込締切日 2025/09/24
会場 成城大学キャンパス

講座内容

『ドクトル・マブゼ』(1922)、『メトロポリス』(1927)など、映画史に燦然と輝く数々の傑作を監督したフリッツ・ラング(1890-1976)。ヒトラーが政権を掌握した1933年にベルリンを去り、パリで『リリオム』(1934)を撮りあげたラングは、ハリウッドに亡命、ドイツでの恵まれた環境とは異なる厳しい制約のなか、あらたな映画製作を開始します。本講座では、稀代の監督フリッツ・ラングの映画史的足跡を辿りながら、観客を挑発してやまないラング作品の本質に迫ります。
講義の進め方:講義形式

講座スケジュール

実施日 講座内容 担当講師
1 2025/10/04(土) 愛と死神と蝋燭と ~『死滅の谷』(1921)
参考上映 10:00~
谷内田 浩正
2 2025/10/11(土) 仮装するエスピオナージ ~『シュピオーネ』(1928)
参考上映 9:30~
谷内田 浩正
3 2025/11/22(土) 殺人者は我々の中にいる ~『M』(1931)
参考上映 10:00~
谷内田 浩正
4 2025/11/29(土) 愛は復讐の彼方に ~『激怒』(1936)
参考上映 10:00~
谷内田 浩正
5 2025/12/06(土) 私は夫に殺される! ~『扉の陰の秘密』(1947)
参考上映 10:00~
谷内田 浩正
6 2025/12/20(土) 孤立無援の報復者たち ~『復讐は俺に任せろ』(1953)
参考上映 10:00~
谷内田 浩正

講師紹介

谷内田 浩正 (ヤチダ ヒロマサ)
文芸学部准教授
専攻:英語圏文学・文化研究。映画史。
映画とバレエと音楽をこよなく愛する英文学者。年間300本を超える映画を映画館で鑑賞する熱烈な映画狂。主な業績は『思考の最前線』(水声社)、『フランケンシュタインの影の下に』(国書刊行会)ほか。

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