パスカルの「賭け」の思想 数学と人間と神を結んで
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講座概要
講座番号 |
25B11 |
講師 |
中根 美知代 |
日程 |
2025/11/15~2025/12/06 (全4回) |
曜日 |
土 |
時間 |
10:40~12:00 |
定員 |
20 名 |
受講料 |
8,000 円 |
申込締切日 |
2025/11/05 |
会場 |
成城大学キャンパス |
講座内容
「パンセ」の著者であり、思想家・哲学者として広く知られているブレーズ・パスカル(1623-1662)は、数学や自然科学でも優れた成果を挙げています。彼が取り組んだ数学の問題の一つが「賭け」で、「パスカルの三角形」とも関係しています。キリスト教への回心後のパスカルは、自身の数学研究での考察に基づき、神に賭けることの意味を「パンセ」で問いかけています。この過程を概観します。
講義の進め方:講義形式
講座スケジュール
回 |
実施日 |
講座内容 |
担当講師 |
1 |
2025/11/15(土) |
パスカルと賭けの出会い |
中根 美知代 |
2 |
2025/11/22(土) |
「分け前の問題」の考察 |
中根 美知代 |
3 |
2025/11/29(土) |
パスカルの三角形と「分け前の問題」 |
中根 美知代 |
4 |
2025/12/06(土) |
『パンセ』における「賭け」 |
中根 美知代 |
講師紹介
-
中根 美知代 (ナカネ ミチヨ)
- 成城大学非常勤講師
- 専攻:科学史・数学史
数学およびそれを積極的に使う自然科学の歴史が研究課題です。これらの学問は、当時の社会・経済から制約を受けて発達し、一方で人間の考え方に大きな影響を与えてきました。研究を通じて知りえた、数学・自然科学を多彩な側面を幅広い世代の方々に伝えています。
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